日立システムズは9月19日、クラウド型で導入できる法人向け無線LANサービス「クラウドWi-Fiサービス」の提供を開始した。このサービスでは、無線LAN導入に伴う事前調査やアクセスポイント設置工事のほか、導入のコンサルから運用まで全ての工程をワンストップで提供する。
「クラウドWi-Fiサービス」では、これまで導入型が一般的だった無線LAN管理コントローラー(複数の無線LANアクセスポイントの周波数やIPアドレスなどを一元管理するための機器)の機能をクラウド型で、安価に短期間で提供するサービス。サービスの導入により、運用管理者はインターネットと接続されたPCやスマートデバイスから専用のポータルサイトを通じて無線LANの稼働状況や障害情報を参照可能できる。
利用する無線LANアクセスポイントは、インターネットを通じてクラウドから自動的に設定情報を取り込むことができるため、導入期間を短縮できるほか、拠点追加やフロア増床などにより管理対象のアクセスポイントが増えても、管理コントローラーを交換する必要がない。
価格(税別)は、システム構築費用が30万円からで、最低利用期間は1年。