東京都・六本木の「とらや東京ミッドタウン店ギャラリー」にて、長寿企業が集う「エノキアン協会」にちなんだ展覧会「歴史を紡ぐ展 -ヨーロッパと日本の200年企業が集う-」が開催されている。会期は9月29日まで、開場時間は11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)。入場無料。
この企画展は、創業200年以上の家族経営企業が集う世界的な組織「エノキアン協会」(本部:パリ)に加盟する企業のうち、32社の社訓・理念が紹介されるほか、11社が本国より取り寄せた歴史ある品と現代の品が展示されるものだ。
展示品の協力企業は、フランスからは宝飾品加工業「MELLERIO dits MELLER」(創業1613年)、高級耐熱磁器製造業「REVOL PORCELAINE」(創業1789年)、香辛料加工販売業「THIERCELIN」(創業1809年)、金属加工業「VIELLARD MIGEON & CIE」(創業1679年)、イギリスからは金融業「C.HOARE & Co」(創業1672年)、イタリアからはグラッパ製造販売業「DITTA BORTOLO NARDINI」(創業1779年)、毛織物業「FRATELLI PIACENZA」(創業1733年)、高級生地製造業「VITALE BARBERIS CANONICO」(創業1663年)、オランダからリキュール製造業「DE KUYPER ROYAL DISTILLERS」(創業1695年)、スイスから金融業「BANQUE LOMBARD ODIER & Cie」(創業1796年)、ドイツから蒸留酒造業「FRIEDR. SCHW ARZE」(創業1664年)11社となっている。