オークニーは9月16日、サイバーエージェント・ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタルの計2社を引受先とする第三者割当増資を行ったと発表した。これにより同社は、2014年6月に日本政策金融公庫からの資本性ローンによる調達と合わせ、総額1億9千万円を調達した。
同社のモバイルCRMサービス「Orkney Upward」は、スマートデバイスファーストの考えで構築されており、その特性の一つであるモバイル性、特に位置情報活用に最適化している。
市場では多数のCRMサービスが市場で提供されているが、PC利用を前提に構築されたものがほとんどで、スマートフォンやタブレット端末などの普及やビジネスにおける利用に対応し切れていないのが実態と同社は語っている。
オークニーは今回調達した資金により、「Orkney Upward」の機能強化、顧客サポート向上、マーケティング及び営業体制の強化を図るとしている。