米アドビ システムズは18日、2014年度第3四半期(2014年5月31日~2014年8月29日)の決算を発表した。
第3四半期の業績に関して、同社は「Adobe Creative Cloud」と「Adobe Marketing Cloud」の普及がさらに加速したことに牽引され、当四半期の収益は10億500万ドルと、目標とした9億7,500万ドルから10億2,500万ドルの範囲を達成。クリエイティブ分野の年間の経常収益は14億ドルに拡大し、デジタルメディア全体の経常収益は、は16億2,000万に拡大したという。
第3四半期末の「Creative Cloud」の有料サブスクリプション件数は281万件で、第2四半期末から50万2,000件増加。一方、「Adobe Marketing Cloud」の収益は、2億9,000万ドルとなった。その他の業績ハイライトとして、GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は0.09ドル、Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は.28ドル、営業キャッシュフローは2億6,900万ドル、繰延収益は過去最高の9億9,700万ドルに拡大。当四半期中に約190万株を買い戻し、約1億3,300万ドルの現金を株主に還元するとのことだ。
なお、同社の社長兼CEO(最高経営責任者)であるシャンタヌ ナラヤン氏は、「2014年上期の好調な業績は、「第3四半期も引き続きCreative CloudおよびAdobe Marketing Cloudの普及が加速しております」と述べ、同社がこれらの高成長分野に加えて見込み案件の急速な拡大という点でも業界の先頭に立っていることから、第4四半期においても好調さを維持し、力強い年度末を迎える体制が整っているとした。また、同社のエグゼクティブバイスプレジデント兼CFOであるマーク ギャレット氏は、「Creative Cloudの普及に弾みがついていることに加え、Marketing Cloudの関連部門でも受注件数を堅調に拡大させています」とコメントしている。
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