BCTION実行委員会は17日、取り壊しが予定されている都心ビル1棟を美術館として再利用するアートプロジェクト「BCTION(ビクション)」で行われていた展覧会のアンコール開催が決定したと発表した。開催日は9月27日~28日。会場は東京都・麹町のニュー麹町ビル。入場無料。

7Fでのライプパフォーマンス(左)、子供が自由に描けるfree wall(右)

今回のアンコール開催は、美術家の大山康太郎と写真家の嶋本丈士が主宰するアートプロジェクト「BCTION」において、8月31日~9月15日にかけて開催されていた展覧会への来場者数が、16日間で約1万人を数えるなど非常に好評だったことを受け、期間中に来場できなかった人の要望に応える形で、9月27日と28日の2日間のみ追加されたものだ。開催時間は両日ともに13:00~20:00で、当日はLIVEペイントやLIVEパフォーマンスなどの催し物が予定されている。また、同展の入場料は無料だが、事前にこちらのページ(http://peatix.com/event/52584/)からチケットを申し込む必要がある。

来場風景(左)、展示風景(中)、展示風景(右)

なお、「BCTION」は70組以上の若手気鋭アーティストが、都心の取り壊しが決定しているビルの床や壁などをすべて使用し、おのおのの芸術を表現するというアートイベントだ。イベント名の「BCTION」とは、ひとつのアクション(A)が次のアクション(B)を促すようにクリエイティブが連鎖して膨らんでいく様子を、「Action」×「Action」=“Bction”と表しているとのことだ。