ブロケード コミュニケーションズ システムズ(以下、ブロケード)は9月17日、富士通にブロケードのイーサネット・ファブリック対応スイッチである「Brocade VDX 6740T-1G」スイッチ、およびネットワーク管理ツールである「Brocade Network Advisor」をOEM供給し、富士通は、これらのOEM供給を受けた製品群を同社ネットワーク製品として、2014年8月に販売を開始したと発表した。
「Brocade VDX 6740」スイッチは、10ギガビット・イーサネット(GbE)ポートと40GbEアップリンクを特長とした、イーサネット・ファブリック・トップ・オブ・ラック(ToR)・スイッチ。
「Brocade VDX 6740T-1G」は、48個の1000BASE-Tポートと2個の40GbE・QSFP+ポートを提供。各40・GbEポートは、4個の独立した10GbESFP+ポートに分割できるため、8個の10GbE・SFP+アップリンクとしても利用でき、48個の1000BASE-Tポートは、すべてキャパシティ・オン・デマンド(CoD)ソフトウェア・ライセンスによって、10GBASE-Tポートにアップグレードが可能。
「Brocade Network Advisor」は、エンド・トゥ・エンドのネットワークの診断、性能、修復、およびトラブルシューティングをプロアクティブに管理。管理者はカスタマイズ可能なダッ シュボードで迅速にネットワークの問題を特定し、ドリルダウンして問題を隔離し、解決可能。さらに、Brocade IPおよびSAN製品群全体をサポートし、ネットワークの可視化や制御を一元管理する。
富士通は、これまで販売してきたBrocade VDX 6710/6730/6740/6740T、およびVDX 8770スイッチに加えて、新たにBrocade VDX 6740T-1Gスイッチを製品ポートフォリオに加えることになる。