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FreeBSDプロジェクトは9月14日(米国時間)、「FreeBSD Foundation: FreeBSD 10.1-BETA1 Now Available」において、10.1-RELEASEへ向けた初のベータ版となる「FreeBSD 10.1-BETA1」の公開を伝えた。amd64版、armv6版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版のインストールイメージがFTPサーバ経由で公開されている。仮想ディスクイメージもFTPサーバ経由で公開されている。
FreeBSDプロジェクトは10月頭に準備リリース(RC1)を公開し、10月末には「FreeBSD 10.1-RELEASE」の公開を予定している。FreeBSD 10.0-RELEASEと10.1-BETA1との主な違いは「FreeBSD 10.0-STABLE Release Notes」にまとまっている。デバイスドライバのアップデートやセキュリティ脆弱性対策、バグ修正、11-CURRENTから新しい機能のバックポートなどが実施されている。
FreeBSD 10系は新しいパッケージ管理システムの導入、最新のiSCSI実装とZFSによるストレージ機能の提供、安定したカーネルとファイルシステムの提供などで実用向けのオペレーティングシステムとされている。マイナーアップデートバージョンはより安定性が向上するとされており、エッジサーバなどでの採用が進むものとみられる。