NECは9月17日、IAサーバ「Express5800シリーズ」において、 インテルの最新プロセッサ「Xeon E5-2600v3製品ファミリー」を搭載したラックサーバ3機種、ブレードサーバ1機種、モジュラーサーバ1機種の合計5機種を販売開始した。
5機種の内訳は、2Wayラックサーバ「Express5800/R120f-1M」、2Wayラックサーバ「Express5800/R120f-2M」、4Wayラックサーバ「Express5800/R140e-4」、ブレードサーバ「Express5800/B120f」、モジュラーサーバ「Express5800/E120f-M」。
2Wayラックサーバ「Express5800/R120f-2M」 |
新製品は、複数台の仮想サーバの運用を踏まえ、サーバ外部とのI/O性能を十分に確保し、柔軟なネットワーク構成を実現するための強化が行われている。
ラックサーバ2機種は、標準で従来比2倍の4つのLANポートを1000BASE-T、1000BASE-T+10GBASE-SFP+、10GBASE-Tの3種類から選択して搭載が可能。
ブレードサーバは10GBASE-T対応2ポートの標準搭載に加え、最大6ポート拡張可能で、最大構成の場合8ポート、80Gbpsのネットワーク帯域を確保できる。
モジュラーサーバは従来比2倍の4つのLANポートを標準搭載するほか、高密度設計ながら2つのPCIスロットを備、Infiniband接続ボードやPCIe SSDアダプタを搭載可能。
同社はこれまで製品ラインアップごとに特性を生かし最適化したデザインを採用してきたが、操作性や視認性の向上を目的に、IAサーバブランド「Express5800シリーズ」とストレージブランド「iStorageシリーズ」において、デザインやユーザーインターフェイスの共通化を図り、これらのデザインを適用した製品を、順次出荷していく。
各機種の価格および出荷開始日は以下のとおり。
製品名 | 価格(税別) | 出荷開始日 |
---|---|---|
2Wayラックサーバ「Express5800/R120f-1M」 | 54万3,000円~ | 9月29日 |
2Wayラックサーバ「Express5800/R120f-2M」 | 58万7,000円~ | 9月29日 |
4Wayラックサーバ「Express5800/R140e-4」 | 134万円~ | 9月17日 |
ブレードサーバ「Express5800/B120f」 | 38万4,000円~ | 10月24日 |
モジュラーサーバ「Express5800/E120f-M」 | 33万円~ | 10月24日 |