クチコミローカル情報サイトを運営する米Yelpは、オンライン予約の無料ツール「Yelpリザベーション」の提供を開始した。
店舗オーナーがYelpの専用アカウントからYelpリザベーションを設定することで、ユーザーはYelpの店舗リストから簡単に予約が可能になる。予約のキャンセルや変更をテキストメッセージで行える。
また、店舗オーナーが無料のウィジェットを店舗Webサイトへの追加も可能だ。
同社では2013年にレストランのオンライン予約サービス「SeatMe」を取得し、サービスを拡充してきた。
今回発表されたYelpリザベーションでは、レストランに加えバーやスパといった店舗にも対応。座席指定などの複雑な機能があるSeatMeと比較して、より小規模な店舗にも適していると説明している。
Yelpはユーザーとローカルビジネスを繋げることを目的に、2004年に米サンフランシスコで設立されたサービス。現在は世界25カ国以上で提供され、月間平均のサイト訪問者は1億3800万人。現在6100万件以上のローカルレビューが投稿されている。