JR東海はこのほど、東海道新幹線の名古屋駅北口改札について、自動改札機を増設して改札設備の改良を実施するほか、中央コンコースで交通広告としては日本最大級のデジタルサイネージを使用開始すると発表した。

具体的には、北口改札のレイアウトを、係員の案内が必要な乗客の通路の位置を変更するとともに、自動改札の通路を3通路増設し、11通路とする。

また、北口改札の自動改札機を今年5月に品川駅に設置を開始した新型タイプの自動改札に交換する。新型自動改札は、「きっぷの取り忘れを防止するため、ライトによる表示で案内する」「機器本体をスリム化することで、通路幅を最大で4cm拡張する」などの改良が施されている。工事期間は今年9月から12月まで。

北口改札のレイアウトの改良前と後の比較

北口改札の改良後のイメージ

9月22日からは、交通広告としては日本最大級となる50柱100面のデジタルサイネージを中央コンコースで利用を開始する。9月22日から10月6日までは東海道新幹線開業50周年コンテンツなどを放映し、10月7日以降は一般公告などを放映する。

名古屋駅中央コンコースに設置されるデジタルサイネージのイメージ