スマートフォンやタブレットを使ったクレジットカード決済サービス「Coiney」を展開するコイニーは9月12日、復興庁からアクセンチュアが受託した「新しい東北」先導モデル事業の「スマートフォン等でのカード決済の導入を通じた地域経済の活性化プロジェクト」に、パートナー企業として参画することを発表した。

同プロジェクトでは、スマートフォンやタブレット端末を用いたカード決済ができる仕組みを活用した実証実験が行われる。ICTを活用した地域づくりに積極的に取り組む会津若松市において、カード決済環境の整備を促進するとともに、消費者に対して多様な決済手段を提供して旅行消費額を増やすことを目的としている。

実証実験は、まず福島県会津若松市の鶴ヶ城で9月21日~23日に開催されるイベント「會津十楽」で開始し、同イベントに出展する全27店舗が「Coiney」を導入するという。

9月24日以降は会津若松市内の事業者を対象とした導入支援セミナーが予定されており、同プロジェクトでは年内に会津若松市内の100店舗以上にCoineyを導入することを目指すという。

會津十楽