ビーブレイクシステムズは9月11日、同社の提供する統合型基幹業務(ERP)パッケージ「MA-EYES」において「人材派遣管理」機能を追加し、10月1日より販売開始すると発表した。
MA-EYESは、ソフトウェア開発業界向けのERPパッケージ。「購買・経理機能」や「在庫管理機能」、「経営レポート機能」などの一般的なERP機能に加えて、「プロジェクト管理機能」、「グループウェア機能」、「勤怠管理機能」なども搭載している。
今回提供を開始する「人材派遣管理機能」は、次の国会で改めて審議予定の労働派遣法の改正案を意識して加えられたもの。一般派遣の業務をスムーズに進められるよう、「スタッフやクライアントの管理」、「登録スタッフと案件のマッチング」、「受注・引当」、「勤怠」、「請求計算」、「各種契約書や法定帳票出力」などを搭載している。契約書/法廷帳票の出力機能では、個別契約書、労働派遣通知書、労働条件通知書、派遣元管理台帳、派遣先管理台帳をサポートする。
同製品は、一括導入版(オンプレミス版)とSaaS版が提供されており、企業の要件に合わせて機能の追加やカスタマイズも可能だ。一括導入版は個別見積。SaaS版は、ユーザー数に応じてモジュールごとに加算される課金体系で、人材派遣管理機能は1ユーザー当たり月額4000円(税別)。そのほか、初期導入支援費用として「要件定義費用」と「開発導入費用」が必要。