アプリックスIPホールディングスは9月11日、同社のBeacon「MyBeacon Pro MB004」が名古屋大学附属図書館中央図書館に設置されたと発表した。蔵書の検索や書架のナビゲーション、入退館時に本の返却日などの情報を通知するシステムの実証実験に採用されるという。

図書館でのアプリックスのBeacon活用イメージ

アプリックスのBeaconが図書館内の至る所に設置され、カーリルが提供するアプリケーション「カーリル図書館マップ」と連携することで、蔵書の検索、および目的の書架までのナビゲーションサービスを実現。加えて、入館時には最新イベント情報などを、退館時には借りた本の返却日などを利用者のスマートフォンに通知できるようになる。

図書館に採用されるアプリックスのBeaconは、商用利用向けBeaconの必須機能である位置測位の精度向上と端末の負荷を軽減する通信方式を採用。電子認証によるセキュリティ機能などを備えるBeaconとして、多種多様な業界での実用化が進んでいる。