アドウェイズの100%子会社であるアドウェイズチャイナは9月10日、ユニクロを展開するファーストリテイリング・チャイナとデジタルマーケティング全般に渡って業務提携したと発表した。ユニクロの中国市場向けスマートフォンアプリのリニューアルも同時に行なっている。

リニューアルでは主体性と整合性の双方向性を高めることに主眼を置いた

中国全土の消費者に対して商品とサービスを提供することを目指すユニクロは、スマートフォンアプリを消費者の行動体験とサービスを向上するプラットフォームと位置づけている。

アドウェイズチャイナが行ったユニクロアプリのリニューアルでは、ショッピングモールのデザイン、カート機能の強化、商品サイズや在庫のリアルタイム確認、簡単購入機能、位置情報からの店舗検索など、実用的な機能を大幅に追加。また、トップページやメニュー表示を選んだり、仮想フィッティングルームといった機能で娯楽性も高めたという。

モバイルインターネットユーザーが約7億人に登る中国では、2013年第三四半期のモバイルアプリ市場規模が165.5億元(約2800億円)に達している。

アドウェイズチャイナではこれまでにも、新年キャンペーン「LUCKY U YEAR 謹賀新年2014!」や父の日に合わせた「パパに贈るプレゼント」キャンペーン、商品を再利用するプロジェクト「遠くの皆にハガキを届けよう」キャンペーンなどを企画・展開してきた実績がある。

同社では今後も企業が中国進出する際の、費用対効果の高い実用的なマーケティングサービスの開発を行うとしている。