Windows Internet Explorer 11

Microsoftは9月10日(米国時間)、「September 2014 updates for Internet Explorer - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs」において、9月のアップデートで複数のセキュリティ脆弱性が修正されることを伝えた。ほとんどのユーザは自動的にこのアップデートが適用される。自動アップデート機能を無効化している場合には手動でチェックするとともにアップデートを実施することが推奨される。

今回のアップデートでは重要度が高いと分類されているセキュリティ脆弱性が修正されるほか、プライベートで報告されてきた25個のそのほかのセキュリティ脆弱性が修正されている。今回修正が実施されるセキュリティ脆弱性を悪用された場合、遠隔からコードが実行されたり、攻撃者によってユーザと同じ権限が取得される危険性がある。影響を受けるバージョンはIE6、IE7、IE8、IE9、IE10、IE11とされている。

Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2で動作するIE10およびIE11に関してはAdobe Flash Playerに関してもセキュリティ脆弱性が修正されたバージョンへアップデートが実施されている。IEはデスクトップ向けブラウザとして6割近いシェアを持つなど強い影響力を持っており、常に最新版へアップデートし続けることが推奨されている。