JPCERT/CCは9月10日、Adobe Flash Playerに脆弱性があるとして注意喚起を行なった。
Flash Playerの脆弱性は複数存在しており、攻撃者がこれらの脆弱性を悪用したコンテンツをユーザーに開かせることで、任意のコードが実行されてしまう可能性がある。
対象となる製品バージョンは、Windows 8のIE10とWindows 8.1のIE11では14.0.0.176とそれ以前、Google Chromeでは14.0.0.177とそれ以前、それ以外のブラウザでは14.0.0.179とそれ以前のものだ。
更新される最新バージョンは15.0.0.152で、上記とは異なり全てのブラウザで同一のバージョンが適用される。
IE10と11は、Google Chromeについては標準でFlash Playerが同梱されているため、前者はWindows Updateで、後者はブラウザをアップデートすることで最新版が適用できる。それ以外については、AdobeのWebサイト上で最新版であるか確認し、更新できるとしている。