ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは9月9日、同社のUTM(統合脅威管理)アプライアンスおよびNGFW(次世代ファイアウォール)アプライアンス向けに、統合型ポリシーマッピング機能「Policy Map」を発表した。
Policy Mapは、アプライアンスに備わるファイアウォールおよびセキュリティポリシーがネットワークの状況をリアルタイムに表示・分析して可視化するツール。同社のネットワーク可視化ツール「WatchGuard Dimension」上で利用できる。
ファイアウォール、セキュリティポリシー、インタフェース、アプリケーションおよび関係するトラフィックフローに関する多様な情報を集約できる。
また、直感的に操作できるインタラクティブなダッシュボードを搭載する、これにより、チーム全体、CIOなどがネットワークセキュリティの現状を簡単に把握でき、情報共有に役立つとしている。
さらに、セキュリティポリシーの監査に活用できる。例えば、誤って構成されたアクティブポリシーを特定し、トラフィックパターンにどのような影響を与えているかを視覚的に確認可能となる。
なお、最新版のWatchGuard Dimensionは、Policy Mapを利用できるようになったほか、多彩なレポーティング、ゼロデイマルウェアの情報、Webサイトアクセスやトラフィック処理の詳細、ナビゲーション機能の向上、CA(認証局)による証明管理の集約などを含む、ダッシュボードの新機能を利用することが可能になった。
WatchGuard Dimensionは、ウォッチガードのUTMおよびNGFWアプライアンスのすべてのモデルに対応し、無償で利用できる。
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