The virt-manager application is a desktop user interface for managing virtual machines through libvirt. |
Virtual Machine Manager (virt-manager)プロジェクトは9月7日(英国時間)、「Virtual Machine Manager Download」において、virt-managerの最新版となる「virt-manager 1.1.0」を公開した。細かな機能追加などが実施されている。
「virt-manager 1.1.0」における主な変更点は次のとおり。
- オペレーティング関連の処理をlibosinfoを使うように変更
- Windows仮想マシン向けにHyper-Vエンライトメントを有効化
- virtio-consoleをデフォルトへ差し戻し
- 仮想マシンの設定ダイアログに実験的にq35オプションを追加
- 仮想ネットワークQoS設定のUIを追加
- virt-installツールに-disk discard=指定を追加
- virt-installツールに-events on_poweroff指定を追加
- virt-installツールにhugepageオプションの設定機能を追加
- cliツールに-network portgroup=指定を追加
- cliツールに-boot initargs=指定を追加
- addhardwareツールにspiceport UIを追加
- addhardwareツールにコントローラモデルの設定機能を追加
- virt-imageツールの削除
virt-managerは複数の仮想環境をモニタリングするためのソフトウェア。もともとKVMをモニタリング対象としていたが、モニタリング対象を随時追加して現在では代表的なモニタリングソフトウェアのひとつとなっている。最近ではFreebSD bhyveをモニタリング対象に追加した。