トヨタ自動車は9月9日、カムリをマイナーチェンジしたことを発表した。

今回のマイナーチェンジでは、フロントビューのヘッドランプ、フロントバンパー、ラジエーターグリルが変更されたほか、LEDクリアランスランプを採用。また、リヤビューもコンビネーションランプ、バンパー、ガーニッシュを変更したほか、リフレクターを下端に配置することで踏ん張り感を強調した。

さらに、安全装備オプションとして、実際に発生している追突事故の90%以上の相対速度域に対応させたプリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)を設定。衝突する可能性が高いと判断した場合に、警報やプリクラッシュブレーキアシスト、プリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)などにより衝突回避、または衝突被害の軽減支援が可能なほか、ミリ波レーダーからの情報によって先行車を認識、設定車速内において先行車との車間距離を走行速度に応じて維持するブレーキ制御付のレーダークルーズコントロールも設定。加えて、車線の逸脱を検知してブザーとディスプレイ表示でドライバーに警告するレーンディパーチャーアラート(LDA)や夜間走行時に室内カメラが前方の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え、ドライバーの前方視界確保を支援するオートマチックハイビームなどもセットで提供される。

なお、燃費は23.4km/Lとしているが、「ハイブリッド」の16インチアルミホイール(オプション)の装着車は走行燃費25.4km/Lを実現しているという。