千代田区立日比谷図書文化館では、「ムーミン」の作者として知られるトーべ・ヤンソンの"知られざる素顔"に迫る講演「生誕100周年 ムーミンをつくった芸術家 トーベ・ヤンソンの知られざる素顔」を開催する。開催日時は10月24日 19:00~21:00(受付開始は18:30)。会場は同館地下1階 日比谷コンベンションホール(大ホール)。参加費は500円。
同講演は、トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念して行われるもので、「ムーミン」の陰にかくれがちなヤンソンの画家としての功績、他のアーティストとの親交を中心に、トーべ・ヤンソンの新たな魅力が語られる。トーベ・ヤンソンは世界的に「ムーミン」の生みの親として知られているが、母国・フィンランドでは画家としても名声が高く、小説家、挿絵画家、連載漫画家など、多彩な才能をもつアーティストであった。
また、登壇するのは、フィンランドの首都ヘルシンキ・国立アテネウム美術館から始まって、今秋から日本各地を巡回する大規模なトーベ・ヤンソン回顧展の展覧会のキュレーターであり、近刊「ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン」(河出書房新社/2014)の原書が、フィンランド語の優れたノンフィクション作品に贈られるラウリ・ヤンッティ賞を受賞したトゥーラ・カルヤライネン氏。講演内容に関して、逐次通訳が行われる。
なお、同講演は事前申込制(定員200名)となっており、電話、メール、ないしは来館しての予約が必要となる。詳細については同講演のWebページを参照してほしい。