TIOBE Softwareから、2014年9月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。
2014年9月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | C | 16.721% | ↓ |
2 | Java | 14.140% | ↓ |
3 | Objective-C | 9.935% | ↑ |
4 | C++ | 4.674% | ↓ |
5 | C# | 4.352% | ↓ |
6 | Basic | 3.547% | ↓ |
7 | PHP | 3.121% | ↓ |
8 | Python | 2.782% | ↓ |
9 | JavaScript | 2.448% | ↑ |
10 | Transact-SQL | 1.675% | ↓ |
11 | Visual Basic .NET | 1.532% | ↓ |
12 | Perl | 1.369% | ↓ |
13 | Ruby | 1.281% | ↓ |
14 | Visual Basic | 1.272% | ↑ |
15 | Delphi/Object Pascal | 1.157% | ↑ |
16 | F# | 0.990% | ↑ |
17 | Pascal | 0.893% | ↑ |
18 | Swift | 0.852% | ↑ |
19 | MATLAB | 0.818% | ↑ |
20 | PL/SQL | 0.809% | ↑ |
2014年9月は先日Appleが発表した新しいプログラミング言語Swiftが18位に入っている点が注目される。向こう数ヶ月同様の傾向が見られれば、長期に渡ってシェアを増やし、最終的に10位以内に常に入る可能性が高い。
TIOBE PCIでは2014年9月はJavaとC++のシェアが計算を開始してからもっとも低い値を記録したことを指摘している。この理由として、JavaやC++の必要性が下がっているというよりも、さまざまな分野でプログラミング言語が活用されており裾野が広がっていることを示しているのではないかとしている。