エムズコミュニケイトは9月8日、会員組織に対する企業の制度や運用状況を分析して、収益向上に向けた課題の特定と改善策の提案を行う「会員組織診断サービス」を開始することを発表した。
会員組織診断サービスは、会員を分類して診断する「会員リスト診断」と、会員組織の運用がうまく進んでいるベンチマーク企業との比較で各種施策の適性を診断する「施策ベンチマーク診断」をもとに、課題を特定して改善策を提案する。
会員リスト診断では、新規入会数や脱会数、購入頻度といったデータをもとに会員を「優良」「見込み」「一般」などの層に分類し、同社が定義した適正比率と比較して各層における会員数比率の妥当性をはかる。また、各層の会員数を1年前と比較することで、各層の変化やそれに伴うリスクを予測できるという。
施策ベンチマーク診断では、安心・安全価値 / 利便価値 / 金銭的価値 / 経験価値 / 信頼価値というロイヤリティ形成に必要な5つの視点から、会員に対する施策の制度や運用のレベルを評価し、各施策の強みと弱みをチェックする。
同社は、会員リストのデータを受領してから2~3週間で、会員リスト診断の結果と施策ベンチマーク診断による改善策をまとめたレポートを提供するとしており、診断費用は50万円(税別)となっている。