ビー・エム・ダブリュー(BMWJ)は、プレミアム・コンパクト・セグメントのスポーツ・アクティビティ・クーペ「MINI Paceman(ペースマン)」をモデル・チェンジし、クーペ・モデルにクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載したモデルをラインアップに加えたことを発表した。

MINI Pacemanは、2013年にMINIの7番目のモデルとして登場したもので、今回のモデル・チェンジではエクステリア・デザインが刷新されたほか、従来のガソリン・エンジン搭載モデルに加え、クーペ・モデルとしては日本初となるクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデル「Cooper D Paceman」が用意された。

「Cooper D Paceman」に搭載される2L直列4気筒ターボ・ディーゼル・エンジンは、コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャーなどを採用し、一般的な2.5Lガソリン・エンジン車以上となる270Nmの最大トルクを発生させつつ、燃料消費率は従来のガソリンエンジン搭載モデル比で約16%向上となる16.3km/Lを実現。ポスト新長期規制をクリアしたクリーン・ディーゼル車となっている。 また、スポーツ・アクティビティ・クーペとしてスポーティな装備を中心に従来モデルより標準装備を充実させつつも、車両価格を見直すことで魅力を高めたと同社では説明するほか、MINI Cooper S Pacemanにおいて新たに、スポーツ・ボタン、アダプティブ・ヘッドライト、ブラック・リフレクター・ヘッドライトなどを標準装備として採用したとしている。