アルバネットワークスは9月4日、「ArubaワイヤレスLANソリューション」を岐阜県が導入したと発表した。

岐阜県は、約150台のアルバネットワークス製のアクセスポイント(AP)「AP-105」を県庁が導入、240台の仮想コントローラ内蔵の「Aruba1AP105」を約50カ所の県関連施設に導入した。

AirWaveによる県内庁舎管理画面

岐阜県の総務部情報企画課課長 三宅雅美氏は「ArubaのワイヤレスLANソリューションにより、最大のポイントであった集中管理が実現され、すでに多くの効果をあげている」とコメントしている。

同ソリューションは、APで収集/送信された無線状況やデバイス・アプリケーションのパフォーマンスなどのデータをArubaAirWaveにより可視化し、電波強度の遠隔調整などを含めて一元的に運用管理できる。

AirWaveによる庁舎内フロア電波状況管理画面

また、万一のスイッチ障害の際にもAPが仮想的に無線コントローラ代わりになるように、仮想コントローラ内蔵のAruba APを配備した。

セキュリティ面では、従来の端末認証を継続して既存投資を保護しながら、認証先の制御も含めて1つのAPで複数のSSIDを持たせたり、新たに暗号化やステルス機能を追加するなどの対策が施されている。