An ARM GNU/Linux box for $25. Take a byte! |
Raspberry Pi Foundationは9月1日(英国時間)、「Web browser released!」において、Raspberry Pi向けに提供されているWebブラウザをアップデートしたと発表した。これまで提供されてきたMidori版のブラウザはあまり評判がよくなかったが、今後はEpiphanyベースの新しいブラウザが利用できるようになる。
従来のバージョンと比較した最新版の特徴は次のとおり。
- HTML5サポートの改善
- JavaScript JITエンジンの導入
- ハードウェア機能を利用したビデオデコードの実現
- ARMv6向け最適化の実施
- ページ読み込み時におけるインタラクティブ性の向上
- スクロール速度の高速化
新しいバージョンのブラウザは今後リリースされるRaspbianおよびNOOBSではデフォルトのブラウザとして扱われるようになる。現在の段階でこのブラウザを利用したい場合には「sudo apt-get update; sudo apt-get dist-upgrade; sudo apt-get install epiphany-browser」のようにコマンドを実行すればよいと説明がある。