カンター・ジャパンは9月3日、動画広告のブランド効果測定サービスを開始した。
同社はすでに消費者調査によってバナー広告のブランド効果を計測するサービス「アドインデックス・ダッシュ」を提供しているが、今後は動画広告市場の拡大に伴って、インストリーム広告についてもブランド効果計測のニーズが高まると見ている。
このほど新たに開始した動画広告のブランド効果測定サービスは、動画コンテンツの視聴前や視聴途中に表示する「インストリーム広告」を配信する動画サイトのユーザーに対してブランド効果に関する調査を行い、調査結果を広告主に提供するというもの。これにより、広告主はクリック数などでは測れないブランディング広告効果を把握することができる。動画広告は認知度アップなどを目的としたブランディングに利用されることが多いことから、その効果をどのように測定するかがひとつの課題となっている。
調査は専用のWebサイトに調査協力者を集めて実施する。調査協力者は総勢約20万人おり、調査ごとに条件にあった人が選ばれるという。