サイバーエージェントは9月3日、シード・プランニングと共同で実施した国内アドテクノロジー広告の市場動向調査の結果を発表した。調査では、特定ユーザーをターゲティングする広告配信や、広告取引を効率的に行う仕組みを使い配信を行うインターネット広告を「アドテクノロジー広告」としている。

発表によると2014年のアドテクノロジー広告市場は推計2258億円で、前年より141.1%拡大する見込みとなっている。

2014年はゲームをはじめとするスマートフォンアプリを運営する広告主が増加しており、スマートフォン向け広告のプロモーション需要が増加しているという。

同社は、広告の効率化・高度化に対するニーズを背景に、アドテクノロジー広告市場は中長期的に増加するとし、2017年には3291億円まで拡大すると予想している。

また、アドテクノロジー広告市場におけるスマートフォン向け広告の比率は、2017年には67.0%に達し、PC広告を大幅に上回るという予測になっている。

アドテクノロジー広告市場の推定・予測(発表資料より)