ビートコミュニケーションは、同社が提供するフリーミアム型の社内SNS「Connect(コネクト)」をはせがわ酒店が導入したと発表した。店舗間の双方向コミュニケーションに加え、リアルタイムの情報共有を実現。業務効率化につながったという。
Conncet利用イメージ |
はせがわ酒店は、亀戸、麻布十番、表参道などに7店舗の酒販店や六本木に飲食店を構える企業。これまでは本社と各店舗間の連絡でメールを一斉配信する方法を取っていたが、一方向型であるためフィードバックが得られないなどの課題があった。
また店舗で商品情報や、コーナーの飾りつけに関する情報を画像や動画でリアルタイムに伝えたいニーズがあり、今回のConnectの導入に至った。2014FIFAワールドカップ開催時に各店舗で行った「日本の酒シリーズ」の販売キャンペーンなど、数ヶ月単位で実施するプロジェクトでConnectを有効活用している。
はせがわ酒店の長谷川浩一代表取締役社長。日本全国1000件以上の蔵元を巡る中で生まれたつながりを基に、世界各地で日本酒の認知度向上に向けたプロモーションを展開している |
はせがわ酒店では「メールで一斉送信だったころは誰が見ているのかも分からず、配信内容に対しての反応がなかった。現在は全員が見られる共通のコミュニティがあり、コメントやイイネで反応をもらえるので、一方通行ではないコミュニケ―ションを各店舗のリーダーと本社間で取れている」と導入効果を語る。
なおConnectはフリーミアム型のサービスで、料金プランは30ユーザーまで利用可能な無料プラン「スタンダード」と、ユーザー無制限で1ユーザー当たり1Gバイトのファイル容量および各種ユーザー管理機能を備えた有償プラン「ビジネス」(1ユーザー当たり月額200円)の2タイプから選べる。