日本NCRは9月2日、Webベースのプラットフォームを採用した次世代店舗ソリューション「NCR RES MeX(アールイーエス エムイーエックス)」を発表した。
このソリューションは、Webベースのプラットフォームを利用し、POS業務とバックオフィス業務を同じ端末で操作することを可能にした店舗ソリューションで、これまで、POS、バックオフィスそれぞれ専用のプラットフォームで構築していたビジネスロジックを、共通のWebベースのプラットフォーム上に構築したことにより、別々の端末で行っていた業務を一つの端末で実施可能になる。
また、さまざまなショッピングのシーンで、POSのチェックアウト操作のみならず、顧客システム、在庫管理システムなどの複数のアプリケーションとシームレスに連携し、消費者のショッピングエクスペリエンスを高める。
このインタフェース設計には、セルフレジで培われたノウハウをベースとしており、業務端末としての操作性も一層向上。この結果、店員の教育を簡素化、短時間化することも可能になる。
「RES MeXホスト(POS周辺機器コントロール側)」と、「RES MeXクライアント(タブレット端末側)」は1対nで構成でき、POS周辺機器の資産の有効活用、コスト削減、また、売り場環境、催事など、さまざまな活用シーンに応じて柔軟に機器を構成、配置することができる。
「RES MeXホスト」と「RES MeXクライアント」との1対nの構成 |