三菱電機は、業務無線機の電力増幅器に使用されるシリコン高周波デバイスの新製品として、3.6Vのリチウムイオン1セルバッテリ駆動で4W出力を実現したMOSFET「RD04LUS2」を発表した。
同製品は、MOSFETレイアウトの高密度化により、送信出力4Wを実現、従来比で74%改善している。また、高出力化により、3.6Vのリチウムイオン1セルバッテリ駆動の無線機の送信距離を拡大した。さらに、MOSFET構造の最適化により、業界トップクラスのドレイン効率65%を実現している。この他、消費電力の低減により、送信時間の延長に貢献する。
なお、サンプル価格は150円(税抜き)。すでに、販売を開始している。