オールアバウトはこのほど、2014年第12弾のレポートとして「ネットショッピング・ネットオークション・ネットフリマの利用実態」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は首都圏在住の20歳~69歳を対象として2014年8月5日~9日に実施したもので、1115名から有効回答を得ている。
発表によると、ネットショッピング / ネットオークション / ネットフリマの利用経験と利用頻度は、ネットショッピングの利用経験者が特に多い。どの年代でも90%を超え、全体では95.2%という結果が出ている。
ネットショッピングを週に1回以上利用している“ヘビーユーザー”の割合は15.2%で、30代男性はヘビーユーザーの割合が他の層より多い22.3%となっている。
ネットオークションの利用経験率は約半数で、年代別では30代、40代の利用が多い。ネットフリマは、どの年代でも約8割の人が、「サービスを知らない」もしくは「サービスを知っているが利用経験がない」と回答している。
各サービスを利用する理由については、ネットショッピングでは「欲しいものが安く購入できる」「時間の節約・効率化」「欲しいものが見つけやすい」「買ったものを運ばなくてよい」が上位を占めている。ネットショッピングを利用していない理由は、ネットショッピングでは「セキュリティ上のリスクが心配」「送料がかかる」「必要性を感じない」が多い。
ネットオークションとネットフリマを利用する理由については、両サービス共に「欲しいものが安く購入できる」が最も多い。
各サービスについて、2014年4月の消費税増税前後で利用に変化があったかどうかを尋ねた質問では、いずれのサービスでも約8割の人が「増税前と利用頻度は変わらない」と答えている。
各サービスの利用時間を使用デバイス別に尋ねた質問では、平日の夕食後から就寝前にこれらのサービスを利用する人が多いことがわかる。また、ネットショッピングはPCからの利用が多く、全体の7割を占めているが、20代では約5割がスマートフォンから利用している。
各サービスで購入されている商品は、3サービスとも、「書籍 / CD / DVD」が最も多くなっている。
このほか、中古品を利用することに抵抗があるかどうかを尋ねた質問では、全体の約半数が「抵抗がある」もしくは「多少抵抗がある」と回答している。