東京都・御茶ノ水のトーキョーワンダーサイト本郷では、日常の生活にある素材を使って創作を行うクリエイターを紹介する企画展「未知なる日常」を開催している。開催期間は第1期が9月28日まで、第2期は10月11日~11月30日(月休、月曜が祝日の場合はその翌火曜が休館)、開場時間は11:00~19:00。入場は無料。
同展は、トーキョーワンダーサイトのレジデンス・プログラムに近年参加した、日常の生活と密接に関わるものを素材として制作活動を展開するクリエイター6組による展覧会で、2期にわたって開催している。第1期では土屋信子(ソウル)、スズキユウリ(ストックホルム)、ルオ・ジーシン(東京)が、第2期では三田村光土里(メルボルン)、魚住哲宏+魚住紀代美(ベルリン)、ルイス・ウルクロ(東京)が、滞在先の日常や風土に触れて新しい価値を見いだし、彼らの独創性によって再構築した新作を展示。また、会期中には、出展クリエイター自らが作品やレジデンス経験について語るギャラリートークや、日用品や環境音などの素材を使用したワークショップも開催される(参加無料、要予約)。
なお、第1期に参加中のサウンドアーティスト、プロダクトデザイナーのスズキユウリは、ポーラ ミュージアム アネックスでも個展「Playing with Sound」を開催している。