ドリーム・アーツは企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE(以下、インスイート)」の最新版を発表、8月29日から提供を開始したと発表した。

今回のバージョンでは、企業の現場を支援する機能や、業務効率を向上する機能など62の機能を強化した。

複数の文書が登録されているフォルダを「スマートフォンのURL」で閲覧した場合のイメージ

最新版では、文書ファイルなどの管理を行うライブラリ機能を強化。文書ファイルを登録する際、従来は一ファイルごとに登録していたが、ファイルの一括登録機能が追加され、自分のPC内にある保存・共有したいファイルをまとめてライブラリへ登録できるようになった。

また、本機能に加えて、ライブラリ内の複数のファイルを操作・通知できる機能も追加した。複数のファイルに対して「選択したファイルをメールで送信」「選択したファイルを削除」「すべてのファイルを削除」「選択したファイルを移動」といった操作を選択できる。

文書の一括処理機能の画面イメージ

そのほか、メール(統合メーラ)作成中に、ブラウザのフリーズ等のトラブルが発生した場合にも対応できるよう、自動バックアップ機能を追加している。

今回、新たにサポート対象となったブラウザはWindows対応:Internet Explorer10.0/11.0、Firefox ESR 24、Google Chrome(最新版)、Mac OS X対応:Firefox ESR 24、Google Chrome(最新版)など。他にも、今回のバージョンで日本オラクルが提供する最新版のデータベース製品「Oracle Database 12c R1」に対応した。

ライセンス価格は、1000ユーザの場合、ポータルライセンスは4,600円(税別)/1ユーザ、グループウェアライセンスは5,400円(税別)/1ユーザ。既存ユーザのバージョンアップによるライセンス費用は無償。