NTTドコモは8月28日、大規模災害発生時に関東信越の自社ビル14カ所を9月以降に開放すると発表した。
公共交通機関の運行が停止するといった理由によって、徒歩による帰宅を余儀なくされた人に対する支援場所として開放する予定。
ビルでは、携帯充電サービスや、徒歩帰宅者が安全に帰宅できるよう飲料水や非常食の提供を行い、安心して休憩できるスペースやトイレ、毛布も提供する。
開放を予定している関東信越14カ所の自社ビルは、以下の通り。
東京都
ドコモ品川ビル、ドコモ代々木ビル、ドコモ墨田ビル、ドコモ中野ビル、ドコモ立川ビル
神奈川県
ドコモ川崎ビル、横浜メディアタワー
千葉県
ドコモ千葉ビル
埼玉県
ドコモ埼玉ビル
茨城県
ドコモ水戸ビル
栃木県
ドコモ平出第二ビル
群馬県
ドコモ前橋ビル
長野県
ドコモ長野ビル
新潟県
ドコモ新潟ビル
災害発生時に自社ビルを開放する場合は、ビルの入り口など、帰宅困難者の目に触れる場所に施設開放案内を掲示する。なお、関東信越以外の全国の地域についても、順次開放を予定している。