MMD研究所は8月29日、20代~60代のスマートフォン利用者1,343人を対象に実施した「スマートフォンのデータ通信・通話利用に関する調査」の結果を発表した。
利用しているスマートフォンの1ヵ月のデータ通信量を聞いたところ、約7割が把握していることがわかった。1ヵ月のデータ通信量を把握していると回答した966人を対象にその通信量を聞いたところ、「1GB未満」が18.8%と最も多かった。これに、「2GB未満」が18.2%、「3GB未満」が17.7%と続いた。
1日の通話時間(キャリア番号を使って発信した場合)を聞いたところ、「1分未満」が32.5%と最も多かった。これに、「1分以上3分未満」が20.6%、「3分以上5分未満」が13.0%、「5分以上10分未満」が9.2%と続き、合わせて75.3%が「10分未満」と回答した。
キャリア番号を使って通話をしている1,218人に1ヵ月の通話時間を聞いたところ、「1分以上3分未満」が15.9%と最も多く、次いで「5分以上10分未満」が14.8%、「1分未満」が14.6%という結果が出た。86.1%が1ヵ月の通話時間が「1時間未満」であることがわかった。
また、全体の52.7%が通話アプリを利用していることがわかった。通話アプリのうち、利用者が最も多かったのは「LINE電話」で、1ヵ月当たりの通話時間は5分以上10分未満が16.8%と最も多く、以降、3分以上5分未満が16.0%、1分未満が14.3%と続いた。
通話アプリ利用者708人に通話アプリを利用する理由を聞いたところ、「毎月の通話料金を抑えたいから」が73.0%と最も多く、次いで「友人・知人が使っているから」が40.3%、「家族が使っているから」が20.6%という結果となった。