NTTアイティは、スマートフォンを動画にかざすだけでWebサイトや地図サービスなどにアクセスできる「MagicFinder」の機能を拡張し、動画も静止画も読み取り可能なASPサービスとして9月8日から提供を開始することを発表した。
MagicFinderは、電子透かしを埋め込んだ動画にスマートフォンのカメラを向けることで、Webサイトへのアクセスなどが行えるサービス。電話の発信やメールの送信も、スマートフォンを動画にかざすだけで行うことができる。同サービスは今年1月に動画を対象としたASPサービスとして提供が開始されたが、「動画だけでなく、静止画も読み取り対象にしてほしい」という声が多かったという。
このような要望に応える形で、同サービスはこのほど静止画の読み取りに対応。これにより、テレビやデジタルサイネージなどに表示される動画だけでなく、ポスターや案内板、パンフレットといった静止画からも、Webサイトや各種サービスにアクセスすることが可能になる。
サービス提供側は、画像の上に、電子透かしを印刷した透明シートを貼るだけでサービスを提供することができ、既存のポスター、パンフレットなどを作り替える必要はない。