加島美術は、写真家 六田知弘氏による作品展「「水ノ貌 MIZU NO BO」偶然と必然の間に・地/水/火/風/空」を開催する。会期は9月9日~9月30日 10:00~18:00(会期中無休)。会場は東京都・中央区京橋の加島美術。観覧料は無料。
同展は、写真家の六田知弘氏が「宇宙を構成する五大元素 - 地/水/火/風/空」を全体のテーマとして、那智の滝や岩山、石、吉野の自然(空、霞、霧、雲など)を日本人の自然観、自然信仰を背景に撮影した作品を展示するという連続企画。その1回目となる今回のコンセプトは「水」。その神秘性とエネルギーに満ちあふれた約40点の写真を展示し、同時に販売も行われる。
なお、写真家・六田知弘氏は奈良県出身の1956年生まれ。1982年よりネパールヒマラヤ山中のシェルパの村に暮らして撮影し、1988年に最初の個展「ひかりの素足―シェルパ」を開催。以来、ものや風景、人物などさまざまな事象を対象に撮影し、写真展や出版を通じて発表。日本美術のほかヨーロッパ中世美術や仏教遺跡など、文化財、古美術品の撮影も多く手がけている。