シャープは8月28日、パイオニアとの資本提携を同日付で解消すると発表した。

両社の資本提携は、光ディスク分野などで共同開発を行なうために2007年9月に合意書を締結。シャープはパイオニアの普通株式3000万株、持株比率8.05%を、パイオニアはシャープの普通株式1000万株、持株比率0.59%を保有している。

今回の資本提携解消の理由として両社は「業務提携をより密接にかつ確実に進めていくために行った資本提携が当初の目的を達成したと判断した」ことを挙げている。

なお、合弁会社で光ディスク事業をおこなっており、業務提携については継続するとしている。