北越急行は8月27日、平成27年3月14日の北陸新幹線金沢開業に合わせ、特急「はくたか」(越後湯沢~金沢・福井・和倉温泉間)の運転を取りやめると発表した。
北陸新幹線の金沢開業により、ほとんどの乗客が北陸新幹線を利用されることが想定されるため、JR東日本およびJR西日本と協議のうえ、特急「はくたか」の廃止を決めたという。
特急「はくたか」は、JR西日本、JR東日本、北越急行によって、七尾線・北陸本線・信越本線・北越急行ほくほく線・上越線経由で福井駅・金沢駅・和倉温泉駅 - 越後湯沢駅間を運行している。
平成9年3月22日の北越急行「ほくほく線」開業時から、首都圏と北陸地方を結ぶ列車として運行してきた。
開業時は時速140㎞で運転を開始したが、平成10年には時速150㎞とし、平成14年には在来線では国内最速の時速160㎞を達成した。
開業以来、1日当たり平均で6,900人、開業後延べ約4,400万人(平成26年7月末現在)の乗客が利用したという。