日本郵便は8月27日、2015(平成27)年用年賀葉書を2014年10月30日から販売すると発表した。今年は、「ハローキティ」をデザインした絵入り年賀葉書」(ハローキティ 年賀)を初めて販売する。

ハローキティ 年賀には、同社が発行する郵便葉書として初めて、AR機能が付いている。スマートフォンやタブレット端末で、葉書裏面の二次元コードを読み取ることにより、専用アプリをダウンロードでき、専用アプリを起動してキティちゃんのデザインにかざすと、動画やキティちゃんとの写真撮影が可能。撮影した写真データは年賀状のテンプレートとして利用できる。価格は1枚62円。

「ハローキティ 年賀」

また、ソニーデジタルネットワークアプリケーションズと連携し、年賀葉書の料額印面上でキャラクターがあたかもそこに存在するかのように動き出すLiveAction ARによる動画コンテンツを提供する。スマートフォンやタブレット端末で専用のアプリを使って、年賀葉書の料額印面部分にかざすと、ソニーが開発したAR技術を活用した映像が楽しめる。

ソニーが年賀葉書向けに提供するLiveAction ARによる動画コンテンツ (C)JAPAN POST CO., Ltd.

加えて、LINE上の友人・知人に対し、スマートフォン版「はがきデザインキット」で作成した年賀状デザインを、国内・国外にかかわらず、紙の年賀状で届けるサービスを提供する。

LINEの友人・知人に紙の年賀状を送る仕組み

LINE ビジネスコネクトを活用して、今後開設予定の公式アカウント上に画像データを送信することで、LINEキャラクターをデザインした年賀葉書の作成サービスも提供する。

日本郵便のLINE公式アカウントで年賀状をデザインする仕組み