F5ネットワークスは、オンプレミスのVMware vSphereを使った仮想化インフラをクラウド環境へ拡張できるソリューション、VMware vCloud AirにBIG-IPが対応した発表した。

これにより、顧客は、データセンタにおけるアプリケーション・デリバリ・サービスを、容易にクラウドへ拡張することが可能となり、特に、グローバル規模でのアプリケーションの利用、自動化、クラウド・バースティングがF5、およびVMwareの連携により、容易に実現できるようになる。

同社によれば、F5はVMware vCloud Airにおける唯一の認定済みアプリケーション・デリバリ・コントローラだという。

VMware vCloud Airにおいて認定されたF5のBIG-IP Global Traffic Managerを利用することで、顧客は、アプリケーションのデリバリ、パフォーマンス、フェイルオーバーを管理することが可能となる。

これまで、IT企業にとって、クラウドへスケーリングする際にアプリケーション、およびそれに伴うパフォーマンスや可用性、ユーザーエクスペリエンスが犠牲になってしまうことが課題だったが、F5のBIG-IP Global Traffic Managerを利用すれば、ビジネス需要に合わせて、グローバル規模でハイブリッド、オンプレミス、クラウド環境のトラフィックを管理することが可能となる。