インテルは、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)およびテクニカル・コンピューティング向けソフトウェア開発製品の最新版となる「インテル Parallel Studio XE 2015 」を発表した。
同バージョンでは、明示的なベクトル化プログラミング機能の採用をしたことで、開発者はXeonプロセッサおよびXeon Phiコプロセッサに対する並列操作を行い、処理サイクルを効率良く最適化することが可能になったという。
また、OpenMP 4.0 などの新たな規格にも対応したことで、従来以上にベクトル化をサポートすることが可能になったとするほか、最新のコンパイラによる最適化レポートを活用することで、ベクトル化とパフォーマンスの可能性をコードの特定の部分に見出しやすくなるとしている。
なお、同バージョンはすでに提供を開始しており、日本ではエクセルソフトが販売代理店となっているという。