東京都・渋谷のBunkamura Galleryでは、"色彩の魔術師"とも呼ばれる画家・吉岡耕二の個展「吉岡耕二 色彩の旅 南イタリアを描く ―アマルフィ、ナポリ、ソレント、そしてシチリアへ―」を開催する。会期は8月30日~9月9日、開館時間は10:00~19:30。会場は東京都・渋谷のBunkamura 1階 メインロビーフロア Bunkamura Gallery。入場無料。
同展では、光と色を追い求め世界を旅する画家・吉岡耕二の油彩や版画を中心とした作品の展覧・販売を実施。この会場での同氏の展覧会は、1997年の第1回から数えて今回が12回目となる。これまで展覧会ごとにテーマを変えて諸国を巡ってきた同氏が最新作の舞台として選んだのは、南イタリア。色鮮やかで美しい街並みが世界遺産にも登録されたアマルフィの街を起点に、ナポリ、ソレント、そしてイタリア最南端に位置するシチリア島までの道のりが、情熱的な色彩と大胆かつ繊細なタッチで描かれている。
なお、今回はBunkamura25周年記念とのコラボレーションとして、過去11回のポスターやDMなどと共に、当時の希少な油彩作品も合わせて展示される予定となっている。