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Mozillaは7月23日(米国時間)、「Improving Malware Detection in Firefox|Mozilla Security Blog」において、これまでGoogleのSafe Browsing Serviceを活用して悪意あるWebサイトを開いてしまう行為を防止してきたが、この機能の適用範囲を拡大し、ダウンロードするファイルに関しても比較を適用し、マルウェアなど悪意あるファイルのダウンロードを防止するようになったと発表した。
またWindowsで動作するFirefox限定となるが、2014年9月にリリースが予定されている次期Firefoxでは、アプリケーションをダウンロードした場合にはそのアプリケーションのシグネチャもチェックするようになるという。この機能はGoogleのSafe Browsing Serviceも併用することで、問題のないアプリケーションが誤って判定されないような機能も実現されている。
実験段階でこの機能がより多くのマルウェアのダウンロードを防止したとしており、効果が期待できると説明がある。また、Googleにデータを送信するのが嫌だという場合には、手動でこの機能を無効化できることも説明されている。