日本ヒューレット・パッカードは25日、全モデルにワイヤレス印刷と自動両面印刷機能を搭載した個人向けA4インクジェット複合機4機種、およびビジネス向けインクジェットプリンタ2機種を発表した。9月中旬より順次販売が開始される。
個人向けインクジェット複合機は、スマートフォンやタブレットからワイヤレス印刷が可能なモバイルプリント機能を搭載。メールを送って印刷したり、Wi-Fiのない環境でプリントすることも可能となっている。
また、インクタンクとプリントヘッドを一体化したインクシステムを採用し、インク交換のたびにプリントヘッドも新しいものになる。カラーのカートリッジを外して黒インクのみでも印刷が可能なため、モノクロプリンタやFAXを中心にした使い方にも適しているという。
ビジネス向けプリンタは、A4対応の単機能プリンター「Officejet Pro 6230」と、A3スキャンにも対応する「Officejet 7612」の2機種を発表。4色顔料独立インクや有線/無線LAN機能といった機能は継承しながら、新たに自動両面印刷機能を追加した。