働く人と仕事をつなぐSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」を運営するウォンテッドリーは、同サービス登録企業における使用プログラミング言語を調べる「人気プログラミング言語分析」を実施し、その結果を発表した。それによると、過去数年でRubyの人気が高まり、PHPとRubyの人気がほぼ互角になってきたという。

この調査は、同サービス登録企業のうち2009年から2013年の間に創業し、仕様プログラミング言語を掲載している企業390社を対象としたもの。2009年に行われた同じ調査ではPHPの人気が最も高かったが、徐々にRubyを使用する企業が増加し、この2~3年に創業した企業ではPHPとRubyがほぼ同率となっている。

人気のプログラミング言語の推移(n=390)

同社では、特にWeb系企業において開発スピードを上げるためにRailsを採用するケースが多く、Rubyの人気につながっていると分析。また、今後はスマートフォン向けにObjective-C (iOS)やJava (Android)による開発が一層増えることが予想されるが、Appleが2014年のWWDCにおいて発表したObjective-Cに代わる新たな言語Swiftの注目度が高く、すでにSwiftに取り組むエンジニアを求めている企業もあるという。