三菱電機は8月22日、国内住宅用太陽光発電システムを設置する戸建住宅、および全量買取制度の開始で急速に市場が拡大している集合住宅や中小規模の事務所などに適したカラーモニタ「エコガイド PV-DR006K」を発表した。

同製品は、ソフトウェアの改良により、同社製パワーコンディショナを最大10台まで接続可能で、10kW以上50kW未満の低圧連系システムも1台でモニタし、システム全体だけでなく、パワーコンディショナごとに発電量などの運転状況を確認でき、利便性が向上するという。さらに、通信距離を従来比2倍の100mにすることで、パワーコンディショナとモニタの通信距離が長いシステムに対応させた。また、有線方式を採用し、周辺環境の影響を受けにくく安定した通信が可能となっている。

この他、発電、消費、売買、買電の状況や発電による環境貢献度、時間帯別の消費電力などの各種情報を分かりやすいグラフやアニメーションで表示し、省エネ効果を楽しく実感できる。加えて、別売の電流センサを取り付けることで、家全体の消費電力だけでなくブレーカごとの消費電力を最大2つまで表示でき、きめ細かな電力使用の検討が可能となっている。

なお、価格は9万9000円(税抜き)。12月より発売する。

国内住宅用太陽光発電システム向けカラーモニタ「エコガイド PV-DR006K」