JFEエンジニアリングは8月25日、群馬県の館林衛生施設組合から都市環境プラント「たてばやしクリーンセンター(仮称)」の設計・建設を受注したと発表した。

同社が受注したのは、既設プラントの老朽化に伴い、既設施設の敷地内にストーカ式焼却炉(50t/日×2炉)を建替更新(リプレース)する事業。完成は2017年3月を予定しいる。

この施設では、一般廃棄物の焼却により発生した廃熱を温水として回収し、施設内で給湯や暖房に利用するとともに、館林市総合福祉センターへ温水供給を行なうことでエネルギーの有効活用を図るという。

同社は、約30年に渡り行ってきた、既設施設のメンテナンスや基幹改良工事を通じて得た確かな技術がクライアントの信頼を得て、今回の受注につながったとコメント。これからも、顧客のニーズに合わせた最適な技術を提供し続け、循環型社会形成の推進に貢献していくとしている。

完成予想図