CAP320

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は8月21日、オールインワンの無線機能をもつクラスタ型アクセスポイント「CAP320」の販売を開始した。

「CAP320」は、台湾の企業である4ipnetが提供する製品で、無線LANアクセスポイントにコントローラー機能を搭載するクラスタ型のアクセスポイント。高度なセキュリティやユーザー認証、アクセス制御が可能なコントローラー機能を装備し、運用管理においてもブラウザから全て行うことができるほか、クラスタ内の無線アクセスポイントのトラブルシューティングも簡単に行うことできるという。

また、4ipnet独自の「4ipWES(Wireless Easy Setup)テクノロジー」により、アクセスポイント同士の無線によるメッシュ接続をボタン1つで実現。デュアルバンド(2.4/5GHz)対応の無線インタフェースを2系統有し、柔軟な無線ネットワークの構築も可能とするほか、各インタフェースの最大データレートは300Mbpsをサポートし、アクセスポイントは4台まで接続が可能だ。

これらにより、個別のコントローラーを購入する必要がなく、くわえて、同製品は、アクセスポイントの年間ライセンス費用も不要となっており、導入費用とランニングコストの削減を実現するという。なお、製品価格はオープンとなる。

CAP320 設置イメージ