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FreeBSDプロジェクトは8月21日(協定世界時)、「[FreeBSD-Ports-Announce] Happy 20th birthday FreeBSD ports tree!」において、FreeBSD開発者であるJordan K. Hubbard氏がPorts Collectionの最初のコミットを実施してから20年が経過したことを伝えた。これを祝う目的で、木に見立てたPorts Treeが20年間かけて成長する動画がYouTubeに公開されている(ports tree 20th anniversary)。
Ports Collection(Ports Tree、Portsとも呼ばれる)はソフトウェアやライブラリのビルド方法、パッチ、インストール方法などをまとめたパッケージ管理システムのひとつ。FreeBSDでサードパーティ製のソフトウェアを使用する場合に使われることが多く、ほかのパッケージ管理システムの基幹機能としても使われている。
FreeBSDプロジェクトはFreeBSD 10.0-RELEASE以降、デフォルトのパッケージ管理システムをpkgと呼ばれる次世代のパッケージ管理システムへ変更。pkgでも基盤となる技術としてPorts Collectionが活用されており、pkgを使ったバイナリベースのソフトウェアインストールおよび管理、Ports Collectionをベースとしたビルドベースのカスタムソフトウェアの実行などの混在利用がシームレスに実施できるようになっている。